自炊の負担を減らすにはワンプレート料理が最強ですよねーというお話です。
僕は料理がそれほど好きではないので、料理が趣味!という方を本当に尊敬しています。
正確には料理は嫌いじゃないんですけど、片付けがものすごく苦手というか嫌いなんですね。
炊いた炊飯器を洗うのすらめんどくさい…
一人で生活してるなら料理しなくていい方法はいくらでもあるんですが、二人暮らしだとコスト的にも自炊は必須なわけです。
そんな僕が実践していて、3年間続いている料理術を今回ご紹介します。
主菜+副菜を基本にする
我が家の食事はワンプレート料理が基本です。
そんなに何種類もおかずを作れないので、主菜+副菜の2品を毎回作っています。
主菜のメニューは半固定で5~6種類くらいをグルグルローテーション。
そのかわり週に1回程度外食で美味しい料理を食べて、食欲を発散するようにしています。
副菜はおひたしや手作りのヌカ漬けなど、野菜が中心。
あとトップバリュの100円程度で買えるおかずシリーズにもすごく助けられてます。
ひじき煮やきんぴらごぼうなど自分で作ると面倒な副菜をお手軽に買えて、しかも賞味期限が長い(1~2カ月程度)。
冷蔵庫に入れておくと忙しい日にパッと使えるのでかなりオススメです。
主菜は「名前の無い料理」にする
主菜のポイントは「名前のない料理」を意識すること。
名前の無い料理というのは「豚肉ともやしとピーマンを炒めたやつ」とか「大根と鯖缶を和風の味付けで煮込んだやつ」みたいな料理のことです。
今日はチンジャオロースです!とか、肉じゃがです!みたいなのはなるべく作らないようにしています。
というのも、名前のある料理だと使う食材がある程度決まってて使いきれないのにあれこれ買ってしまったり、調味料も色々と揃えないといけないから。
一方名前の無い料理は家にある食材・調味料を使って適当に焼くだけ・炒めるだけ。
買い物も準備も楽で、料理のハードルがぐっと下がります。
焼き魚の日はそれだけだと少し寂しいので、付け合わせとして副菜とは別にキムチなどの漬物系も追加します。
副菜だけでなく主菜でも少しは野菜をとらないと、どうしても不足になりがち…。
味噌汁の具は3種類
我が家の味噌汁の具は3種類。
何を入れるかはその時々で変わるけど、木綿豆腐だけは固定です。
スーパーでよく売ってる3パック98円とかの豆腐が、味噌汁にも冷ややっこにも使えてとても便利。
豆腐以外の2種類は、主菜で使った野菜の残りを切って冷凍しておいて、その日の気分で投入します。
具材同士の味の相性とかは気にせず、何を入れてもだいたい美味しくなるのでヨシ。
卵なんかもよく入れますね。
溶き卵・落とし卵、どっちも美味しいです。
あと個人的ポイントはお椀。
以前までは木製のお椀を使ってたんだけど、作り置きするときにそのままレンチンできないのがネックで今のスープカップ形式にアップデートされました。
入る量の多い良い感じのカップがなかなか無くて、やっと見つけたのが今使ってるKINTOのスープカップ。
味噌汁以外にもスープやつけ麺のツケダレを入れたりと複数用途で使えて、食器を増やしたくないミニマリスト的に大満足の一品です。
使う調味料は8種類のみ
我が家のスタメン調味料は以下の8種類。
- 塩
- 砂糖
- 醤油
- みりん
- 酒
- 白だし
- コショウ
- ポン酢
料理を始めた頃はオイスターソースや豆板醤、カレー粉なんかも用意してたんですが、最終的にはこの8種類に落ち着きました。
というのも調味料にも賞味期限があって、あまり使わないものってダメにしちゃうんですよね。
塩・砂糖・醤油・みりんがあれば、組み合わせで炒め物から煮物、鍋料理まで幅広く対応できます。
+αで鶏がらスープの素があれば、中華系メニューも作れちゃう。
白だしも万能調味料で、蕎麦・うどんのつゆにもなるし、野菜と一緒にジップロックに入れて揉めば即席の漬物が出来ちゃいます。
調味料の種類が少ないと管理が楽だし作るメニューに迷うことも減るので、一度厳選してみるのをお勧めします。
苦手な自炊をちょっとでも楽に
僕が自炊をする中で気を付けてることをいろいろ書いてきました。
ワンプレートという制約の中でおかずを工夫して献立にする、これも一つのミニマリズムかもしれない。(強引)
3年間続けた自炊の中での気付きは「頑張りすぎないこと」。
コレにつきます。
凝ったものを作ろうとするとどんどん疲れちゃって、料理する気が無くなっていくという感覚がよーくわかりました。
量は「ワンプレート」、メニューは「名前のない料理」、使う調味料は「厳選した8種類」。
これが現状のノリヒロの自炊スタイルです。
料理に疲れ気味な主夫・主婦の方の参考になればうれしいです。
以上