調理器具を減らしたい、でも自炊は快適にしたい。
そんなミニマリスト主婦・主夫の方にお勧めな小鍋(雪平鍋)があります。
これは僕が結婚したばかりのころ、一番最初に自分で購入した調理器具です。
以来3年近くほぼ毎日使っていて、使うたびに「便利だなー」「使いやすいなー」と感謝してます。
それが柳宗理の『ミルクパン(16cm)』なのです!
柳宗理『ミルクパン』の特徴
絶妙なサイズ感
まずこのサイズ感が二人暮らしの生活にジャストマッチ!
ちょうど二人分のお味噌汁を作るのにいい塩梅なんです。
僕のメインの使用用途は味噌汁ですが、やかん代わりにお湯を沸かしたり、ちょっとしたスープ料理を作ったり、紅茶を沸かしたりと、とにかく二人分を作るのにちょうどいい!
16cmと小さめのサイズなので取り回しがよく、軽くて洗いやすいのもいいですねー。
液だれしにくい注ぎ口がとにかく快適
左右についた特徴的な注ぎ口、これがびっくりするくらい液だれしない!
お茶やお湯を沸かして注ぐとき、液だれがあると都度拭かないといけなくて地味にストレスなんですよねー。(コンロに垂れると掃除も面倒!)
でもこのミルクパンなら、液だれすることなくスムーズに注ぐことができます。
多分、縁の反り形状のおかげなんでしょうか。ほんと快適で助かってます。
左右についてるのも使いやすいポイントの一つ。
うちは狭い台所なので、右手左手関係なく使えるのはありがたいですね。
使用用途が無限に広がる便利な『蓋』
柳宗理のミルクパンにはデフォルトで蓋がついてきます。
これがあるとないとじゃ便利さが大違い。
まず蓋をすることで素早く中身を熱し沸騰させる、やかんのように使えます。
蓋の向きを少しずらすと隙間ができるので、蒸気の逃がす量を変えて煮込み加減を調整することが可能。
同じく隙間の量の調整で、麺類を茹でたときに湯切りに使うこともできる。つまりザルを用意する必要がなくなります。
もちろんしっかり密閉させれば料理後の保温にも役立ちます。
18-8ステンレス仕様で上品な見た目
ミルクパンにはIH対応のものと非対応のものがありまして、僕の持ってるIH非対応は18-8ステンレスを採用。
耐食性・耐熱性に優れており、安心してガシガシ使うことができます。
見た目も無駄な要素が無く実にミニマル。それでいて上品な佇まい。
流石は「戦後日本のインダストリアルデザインを確立させた」と言われる柳宗理のデザインです。
本体のステンレスに対して持ち手や蓋の取っ手が樹脂製なのも、使い手のことがしっかり考えられてますね。
ちなみにこの樹脂取っ手、劣化したら交換が可能。
お尻のネジを外すだけで簡単に交換できちゃうんです。
こういう消耗品を自分で簡単に交換できる仕様、愛用品をながーく使えるのでほんとありがたいですよね。
柳宗理『ミルクパン』は自炊派ミニマリストにピッタリ!
柳宗理のミルクパンは汎用性がめちゃくちゃ高いです。
それこそ「焼く」「炒める」以外はなんでもできちゃうんじゃないでしょうか。(ステンレスは熱伝導率が高すぎてコゲがちになるため炒め物は苦手。)
このミルクパンとウォックパン(深型フライパン)があれば一通りの調理はできちゃうので、調理器具を減らしたいと思ってるミニマリストの方にはとてもオススメです。
お値段は\5,000前後で片手鍋にしてはややお高いかな?といったところですが、本気で一生使えるので安いくらいだなーと思ってます。
使いやすい調理器具はそれだけで料理のモチベーションが上がるので、今使ってる片手鍋にイマイチ満足してないんだよなーって方は是非一度手に取ってみてもらいたいですね!
この記事を読んでくれた方の自炊ライフが少しでも快適になったらうれしいです。
以上