8020(ハチマルニイマル)運動をご存じですか?
「80歳で20本以上の歯を保とう」という運動です。
ここで出てくる20本の歯というのは、「何でもおいしく食べられる」のに必要な最低限の本数だそう。
僕は食べることが大好きなので、高年齢になっても変わらぬ食欲でありたいなーと日々思っています。
良好な咀嚼能力はQOL(Quality of life=人生の質)の高さにも直結しており、100歳まで生きるぞ!と考えている僕にとって歯の健康はとても重要なテーマの一つです。
今回はそんな僕が実践しているデンタルケアをご紹介したいと思います。
少し前置きが長くなりましたが、さっそくいってみましょう!
デンタルケアは3つ押さえておけばOK!
- 毎日の歯ブラシ&フロス
- キシリトールガム
- 3カ月に一度の定期健診
基本的にこの3つを押さえておけばOKと考えています。
これらを習慣化することで、自然と健康な口腔内環境が保てます。
それぞれについて詳しく見ていきます。
毎日の歯ブラシ&フロス
一番大事な要素、毎日の歯ブラシ&フロス。
皆さんは毎日、食後に歯ブラシをしていますか?
仕事の関係などで昼食後は無理な方もいるかもしれませんが、少なくとも朝夜は必ず歯を磨きましょう。
その際、使いやすい歯ブラシを使うのがポイント。
自分の口に合わないサイズの歯ブラシだときれいに磨けてないことが多いです。
僕のオススメは『システマ 超コンパクトヘッド(公式サイト)』。
ヘッドが薄く小さいので、頬と奥歯の隙間もしっかり磨けます。
基本的にヘッドが大きい歯ブラシよりも、小さいものの方が取り回しが良くオススメですね。(時間はかかりますが)
また、フロスを使わない人が少なからずいますが、絶対に使った方がいいです。
歯の隙間をブラシだけでキレイにするのはほぼ不可能なので、フロスは必須だと思ってください。
歯垢の除去率は歯ブラシだけだと60%ですが、フロスと併用することで90%までになるそうですよ。
キシリトールガム
キシリトールガムに期待される効果は以下の二つ。
- ガムを噛むことで唾液分泌を促す
- 歯石内の酸を中和し虫歯ができにくい環境にする
一つ目はガムを噛むことにより期待される効果。
ガムを噛むと唾液がたくさん分泌されますよね?
この唾液の自浄作用で、歯間に付着した食べかすやプラークを洗い流してくれます。
また、唾液自身の抗菌作用で、口の中で細菌が増殖するのを防いでくれるんです。
二つ目はキシリトール成分に期待される効果。
キシリトールは、歯垢内のショ糖を分解する酵素の活性を低下させて酸ができにくくする作用に加え、アンモニア濃度を上げて酸を中和する働きもあります。
キシリトール自身も甘味料ですが酸を作る餌にならない成分なので、安心して取り入れることができます。
ガムはシュガーレス・歯科医用を使いましょう!
3カ月に一度の定期健診
いくら普段のデンタルケアを心がけていても、漏れは発生します。
定期的に歯科医にチェックしてもらうことで、仮に虫歯になったとしても早期発見・早期治療をすることができます。
虫歯が進行すると最悪の場合抜歯となるので、そうなる前の段階で処置をしておきたいです。
また、日本人の80%がかかると言われている歯周病の予防という意味でも定期健診は重要。
歯周病は歯だけの問題に収まらず、認知症や心疾患などにも影響します。
一度かかるとなかなか治らないと言われており、しっかりと予防することが大切ですね。
余談)キシリトールガムはいつ噛むのが良いのか問題
甘味料でもあるキシリトールのガム。
歯磨きの前に噛むのがいいのか、後に噛むのがいいのか、迷いますよね。
結論から言うと、歯磨き後に噛むのが良いと思います。
上で書いたようにガムを噛むと唾液が分泌され、自浄作用・抗菌効果が期待できるからです。
また、歯を強くする成分(フッ素やリン酸カルシウム)が長く作用するという点でも、歯磨き後に噛んだ方が効果的ですね。
終わりに
今回は僕が実践しているデンタルケアについて纏めてみました。
最初に書いたように、歯の健康はQOLに直結しており、とても重要な要素だと思っています。
毎日のケアや定期健診はややメンドウな面もありますが、これを怠るともっと面倒くさいことになるので、サボらずしっかりとやっています。
歯1本の値段はおよそ100万と言われています。(事故などで折ってしまった場合の損害賠償額)
多少お金をかけてメンテをしたとしても、歯を失うことを考えれば安い出費なような気がしてきますよね。
是非皆さんも普段のデンタルケアについて見直してみてください!
以上