中間管理職が教える、上司が部下に期待するたった1つの特性

このブログを読んでいる方で、会社勤めという人も多いんじゃないかと思います。

組織に属すると何かとしがらみも多く、特に人間関係の悩みは尽きません。

なかでも上司との関係は非常に重要。

ここで会社生活の明暗が分かれるといっても過言ではありません。

今回は30代ミニマリストかつ中間管理職の僕が会社生活の中で得た、上司から部下へ期待するたった1つの特性について解説します。

それでは早速いってみましょう!

ノリヒロのプロフィールを簡単に紹介

まずは僕の簡単なプロフィールになります。

上でも書いたように、僕は現在30代の中間管理職。

会社はFA機器(工場自動化装置)関係の中小企業で、直属の上司が1人と部下が10人います。

今のポジションについて5年程度が経ち、組織全体を担当者視点・管理者視点の両側から客観的に見ることができるようになってきました。

今回のテーマは、実際に僕が見聞きし経験した、リアルな内容になります。

上司が部下に期待する特性は『主体性』

主体性とは

主体性とは、「何をすべきか決められていないこと」に対し、自分の意志・判断により自ら責任をもって行動する態度や性質のことを指します。

例えば、「上司に指示されたわけではないが、部門の課題を解決するための施策を考え上司に提案する」といった具合です。周囲から影響されて行動するのではなく、自ら目的と行動を設定し実行に移す人は主体性がある人といえます。

引用元 | ラーニングエージェンシー

簡単に言うと、自分で考え自分で行動する人材

自律自走の人材であることこそが、上司が部下に期待する最大の特性です

よく言われる「コミュニケーション能力」「報連相」「やる気・情熱」なんてものは実は二の次で、最も大事なものは主体性だと考えます。

自主性と主体性はよく混合して考えられがちですが、「決められた業務フローのなかで自身が率先して動き目標を達成する」ことを『自主性』、「目標達成のために時にはフローを無視(アドリブ対応)し、必要とされる行動を自身で選択する」ことを『主体性』ととらえてください。

主体性のある部下はアクションのスピードがものすごく速いです。

自分で何をすればいいのか判断し道筋を決められるので、一足飛びに物事を進めていけます。

また自分で考え、工夫をし、時には人を動かしていくので、成長スピードも他者より早い傾向にあります。(指示された業務をこなすだけの人と比較すると、明らかに成長度合いが違います。)

上司からしても、都度指示をしなくても自律自走で業務を進めてくれるので、その分のリソースを自身の業務に充てることができ、ありがたい存在です。

『主体性』を身に着けるには?身に着けさせるには?

とにかく経験を積む・積ませることが必要です。

「指示された業務を指示されたとおりにこなす」というマインドの部下は、「指示以外の進め方=NG」という認識でいます。

この認識を少しずつ変化させていきます。

業務のゴール地点を明示し、そこに至るフロー(道のり・進め方)を部下自身に考えさせることからはじめます。

動き始めた最初の内は、過剰なくらい相談に乗ってあげると良いです。

少しずつフォローの頻度を減らしていき、部下自身で試行錯誤する時間を増やします。

注意点としては

  • 失敗の責任は上司が引き受けることをしっかりと伝える
  • スケジュールを長めに引く
  • 相談には乗るが指示はしない

このあたりでしょうか。

失敗を許容できる・挽回できる軽めの案件からトライしてもらうのが理想ですね。

終わりに

いかがだったでしょうか。

人材の育成方針は千差万別です。

人・会社ごとにマッチするやり方・進め方があります。

今回取り上げた『主体性』もそのうちの一つではありますが、僕はこれが一番重要な要素じゃないかなー思っています。

社会人生活の中で見てきた様々な人を思い返したときに、昇進が早かったり、頼りになるなと感じたり、一緒に仕事をしたいなと思う人は、この主体性を持っているということが多かったです。

是非一度、自身のなかに『主体性』があるか、振り返ってみてください。

この記事がその一考のきっかけになれば幸いです。


以上

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30代ミニマリストブロガー
少ない持ち物に囲まれて暮らす主夫
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