これを書いてるのは2022年の11月です。
今年も憂鬱なイベントがやってきました。
僕はサラリーマンで役職としては中間管理職になります。
部下が10人に直属の上司が一人。
そう、冬季賞与査定です。
「コミュニケーションを密にすれば分かり合える」なんてことはない
賞与査定前には部下面談を行います。
部下・自分・上司の3人でやるんですが、そこで出てくるのってほとんどが感情論的な内容なんですよね。
人間関係だったり、業務の内容や量に対する不平不満だったり、会社の体制についてだったり…。
昔は僕もそれを一つ一つ拾い上げて解決しようと躍起になったり、上長や会社側に相談したりもしていました。
でも一つ解決すればまた次の不満が生まれます。
しかもその不満というのは、本当に不満に思っているのか、真意が別のところにあるのか、わからないものです。
そもそも全員が何の不平不満もなくパーフェクトにニコニコと仕事をする職場なんてものは無いわけです。
上司にしろ部下にしろ、どれだけ対話を重ねても、人は心の中で何を考えているかなんて絶対わかりません。
それを慮り、解決してあげよう・解決してもらおうなんてことは元来無理な話である、と自分の中で結論付けました。
部下にも、上司にも、自分にも期待しない
他人の心のうちを知りようがないのなら、そこに期待しても仕方がありません。
経験上、期待して裏切られた時のダメージは心理的にも実業務的にも多大なものになります。
最初から「まぁ、何とかやってくれたらいいかな」くらいの気持ちでいるのが良いです。
自分もその例外ではなく、もちろん責任範囲の業務はしっかりやりますが、それ以外の業務は「まぁ何とかやれたらいいかな」くらいです。
これはメリットも大きくて、部下や上司にそもそも期待していないわけですから部下の失敗に寛容になれますし上司の過度な要求にイライラせずにすみます。
会社に期待しない生き方は圧倒的に楽
まだまだ部下・上司に期待してしまうこともあるにはありますが、「期待しない生き方」を実践するようになって大分楽になりました。
「裏切られた」「〇〇してほしかったのに」といった負の感情を手放せるからです。
結構この感覚は「他人の目を気にしない」ライフスタイルに通じるものがあるな、と考えています。
上でも書きましたが、他人が心の中で考えていることは自分には絶対にわかりません。
そこに期待して、あるいは恐れて生きていくのはあまりにも生きづらすぎます。
もちろん部下・上司に面と向かって「貴方には全く期待していません」なんてことは言いませんが、自身のスタンスとして「他者に期待しない」をこれからも心掛けていこうと思います。
終わりに
今回は僕の会社生活での考えをつらつらと書いてみました。
こうして文章化することで、改めて自分自身の認識も深まったかなと思います。
今まさに会社生活で生きづらさを感じている人は「会社(上司・部下)への期待」を少し緩めてみてください。
精神的な負荷がめちゃくちゃ軽くなると思います。
またそうすることで自身のパフォーマンスも上がりますし、他者にも寛容になれるんじゃないかなとも思います。
以上