寒い季節になると室内でぬくぬくと遊びたい!
そんなわけで11月某日、マーダーミステリー(以下マダミス)を2作品遊んできました。
どちらもなかなかに面白くて、是非したご紹介したかったのでネタバレ抜きでまとめてみました!
「マダミスって何?」という方は、詳しい解説を以下の記事にまとめていますのでご覧ください。
ホワイト・レイヴン、レッド・ダイ
一つ目はグループSNEというメーカーの『ホワイト・レイヴン、レッド・ダイ』。
閉鎖の決まった赤染山スキー場。
引用元 | SNE-EC
思い出を語り合うため、なじみの客たちが山頂小屋へと招待された。
しかしその夜、地元の大鴉の伝承にまつわる不気味な歌が小屋に流れ……
さらに翌朝、まるで歌になぞらえたかのように参加者の令嬢が死体で発見される。
しだいに明らかになっていく赤染山の黄金伝説、3年前に起きた痛ましい事故。
ゲレンデをスキーで滑る先で待つのは、真実か悲劇か?
スキー場で起こる殺人事件をテーマにしたマダミスです。
舞台設定は某推理マンガに出てきそうな古典的なものですが、登場人物にYouTuberが居たりするのがなんかミスマッチで面白い。
今回僕は「記者」を担当しました。
登場人物の中にいる某男性と付き合ってる、という設定ですね。
パートナーの存在が明かされていると、二人で密談や情報共有もしやすくなるためとてもやりやすいキャラクターでした。
マダミスのシナリオ内容はネタバレに触れるので詳しく言えませんが、満足度はとても高かったです。
プレイ時間は3時間弱程度、なのに一瞬で時間が経つ感覚でした。
結構ギミックが満載で複雑な構成なのに、途中で処理がわからなくなったりすることもなくエンディングを迎えれた点からも完成度高いなー、と。
シナリオの没入度も高く、「記者」としてこの惨劇を存分に味わうことができました。
ゲーム中に情報がどんどん更新されていくので、ある程度マダミスになれている人にオススメな作品です。
初心者の方は同じグループSNEの『何度だって青い月に火を灯した』や『人狼村の祝祭』を先に遊んでおくと遊びやすいかも。
狂気山脈 陰謀の分水嶺
二つ目は、山のよろずや ヤクの小屋さんの『狂気山脈 陰謀の分水嶺』。
“クトゥルフ神話”の原典の一つ、H.P.Lovecraftの『狂気の山脈にて』に登場する新世界最高峰――「狂気山脈」。
南極最奥地に座するその未知なる山嶺を舞台に、惨劇の幕が上がる。
山脈の中腹で発見された異常な死体……そして、 その死体の調査のために乗り込んだ調査登山隊の中で起きた、奇妙な殺人事件。
ブリザードにより山脈に取り残された登山隊は、疑念と狂気をはらんだまま、事件の真相を追って調査を開始する。
物語の登場人物になりきり演じながら、殺人事件の真相を追う、 TRPG、人狼、ボードゲームなどの特徴をあわせ持つ新感覚卓上ゲーム。
君自身の手で謎をとき、物語を動かし、陰謀劇の結末を紡ぎ出せ――。
引用元 | 山のよろずや ヤクの小屋
もともとはオンラインで遊ぶ用のシナリオが、パッケージ化されてリアルでプレイできるようになりました。
「面白い!」と評判だったのでずっと気になってたんですよね~。
参加者はGM含めて6人でプレイ時間は3時間半程度。結構長い印象ですね。
僕の担当したキャラは「登山家」。
山の登頂に情熱を燃やし、ひたすら上を目指すキャラクターです。
ちなみにこのマダミスは「ゲームマスター(GM)」が必要。
シナリオを読んでくれたり、進行の手助けをしてくれる人ですね。
ゲーム途中で発生するギミックや分岐をGMが処理してくれるんですが、GM有りのマダミスは初めてだったので結構新鮮でした。
GM無しのものに比べて複雑なシナリオ構成にできるので、やりごたえ抜群でいいですねー。
実際今回も様々な仕掛けが用意されてて、「えっ?なんで!?」みたいな展開がの連続で遊んでて本当に楽しかったです。
推理の組み立ても、しっかり情報が揃えばロジカルに犯人にたどり着くことができました。
逆に情報が少ないと推理が全然進まないので、しっかり情報を出し合えるメンバーで遊ぶと良し、です。
そういう意味ではマダミス中級者向けですね。
クトゥルフ神話が好きな人は絶対やっておいたほうがいいマダミスです!
終わりに
今回は、最近遊んだマダミス2作品をご紹介しました。
小説や映画では味わえない「ミステリーを自分で演じる」ことができるのがマダミスの最大の魅力!
まだ未経験の人は是非是非トライしてみてください。
マダミスファン増やしていきましょー!
以上