アラサーミニマリストもハマる、マーダーミステリーの魅力

マーダーミステリー(以下マダミス)というゲームをご存じですか?

もともと中国で流行ってたゲームなんですが、2019年頃に日本に上陸して今ブームに火が付きつつあるジャンルです。

ボードゲームのような、人狼ゲームのような、脱出ゲームのような、いろいろな要素を詰め込んだ新しい体験ができるゲームなんです。

人狼ゲームとは

村人の中に、村人に化けて人を襲う「人狼」がおり、村人は人狼が誰かを推理する、人狼は村人に気づかれないようにしながら人を襲う、という枠組みのゲーム。

引用元 | weblio辞書

脱出ゲームとは

脱出ゲーム(だっしゅつゲーム)は、アドベンチャーゲームの一種であり、閉鎖された環境(室内や建物など)に閉じ込められた状況から脱出することを目的とする。システムなどではなく、シチュエーションまたは目的による分類である。

引用元 | weblio辞書

今回、名古屋某所で開かれたマダミスイベントに参加してきたのでレポートします。

目次

マーダーミステリーとは

とはいえ、マーダーミステリーって名前だけ聞いてもよくわからないと思います。

まずはマダミスの特徴をざっくり解説します

物語の登場人物になって事件の犯人を捜す推理ゲーム

参加者はゲーム開始時に事件の導入部のストーリーを読みます。(たいてい殺人事件が起きます)

その後、各参加者に担当するキャラクター(容疑者)のバックストーリーが書かれたシートが渡されます。

これには「あなたは犯人である。理由は〇〇~」や「あなたは△△夫人と不倫している」のように、他の人に知られたくない秘密が書かれています。

犯人の人は疑われないように、犯人以外の人は秘密を隠しながら(時には打ち明けながら)犯人を推理して探していくという流れです。

ゲームが進行していくと新しいアイテム(事件や各キャラクターの隠された情報など)が開示されていくので、それらを他のプレイヤーと情報共有し事件の真相を探っていきます。

一度きりしか遊べないエンターテイメント

マダミスは犯人やその動機、各キャラクターたちの秘密や人間関係があらかじめ決められています。

なので一つの作品を遊べるのは人生で1度きりです。

一つの作品を何度も遊ぶ他のゲームと比べると、ちょっと珍しいですよね。

ただ、一度しか遊べないからこそ担当したキャラクターに感情移入し、遊んでいる時間はすごく特別なものになります。

またゲームクリエイターもストーリーや人物関係をしっかり作りこんでいるので、遊んだ後は素敵なミステリー小説を1本読んだあとのような爽快感があります。

どうやって参加するの?

周りに「マダミス遊んでみたい!」「ミステリー大好き!」っていうお友達が多い方はパッケージ版の購入がオススメです。

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紹介している「人狼村の祝祭」や「何度だって青い月に火を灯した」はストーリーがマダミス初心者でもわかりやすく、入門用に最適です。(ノリヒロは「何度だって~」でマダミスデビューしました。)

周りに人がいなかったり、パッケージ版を買うのはちょっと…という方は『マダミスHOUSE』のような店舗型に足を運ぶという手もあります。

お店の人がいろいろと教えてくれるので初心者でも安心できますし、小物やレイアウトで雰囲気を出している店舗も少なくないので非日常体験をしたい人にオススメ。

他にはtwitterなどのSNSで募集しているイベントに参加するという方法も。

パッケージ代+場所代を人数でワリカンという料金体系のイベントであれば、かなりお安く遊べるのが魅力。

ただ、知らないコミュニティーに飛び込んでいくというのもなかなか勇気がいるもんです。

ツイートを辿って、初心者歓迎!を掲げているところや参加人数が多いところなんかは比較的カジュアルな印象がありますね。

マダミスイベントで『人狼村の祝祭』を遊んできた

今回は名古屋の某所で開催されたイベントに参加してきました。

遊んだのは『人狼村の祝祭』という作品で、「人狼伝承の残る小さな村での殺人事件」という導入部に魅かれて参加しました。(ファンタジー要素を含んだ民俗学ミステリー大好き。)

参加者は主宰の方を含めて8人。

市内の某スポーツセンターの会議室を貸し切りで、参加費は1,300円(早期予約特典で200円引き。通常1,500円。)でした。

会場の様子。会議室を貸し切ってるので広い。

他の参加者さんに話を聞いてみると、マダミス初心者(今回が2作品目)の人や10作品以上遊んでる中級者の人など様々。

でも、ゲームが始まっちゃえば上級者・初心者関係なく同じ土俵で遊べるのがマダミスのいいところ。

というのも、マダミスの最終目標は勝ち負けではなく、物語を追体験して全員が楽しむ!というのがゴールなんですね。

例えば犯人はもちろん捕まらないように必死で逃げるんですが、捕まらなかったら捕まらなかった時のエンディングシナリオ、捕まったら捕まった時のエンディングシナリオ、とゴールが複数用意されてるんです。

なので細かいところにこだわらず、作品世界に没入するのがオススメです。

話をレポに戻します。

今回僕の担当したキャラクターは「薬草師」。

女性キャラクターの薬草師

女性キャラを男性が担当することもあります。

基本的にお芝居はしなくていいので安心してください。(もちろんなりきってお芝居してもいいですよ!)

詳細や展開を書いちゃうとネタバレになっちゃうので省きますが、実際に遊び始めると驚きの展開の連続で夢中になり、気づいたら遊んだ時間は全部で3時間にもなっていました。

内訳は、説明30分、ゲーム時間2時間、プレイ後の感想戦30分。

マダミスの面白いところは本編は言わずもがななんですが、遊んだ後の感想戦がめちゃくちゃ盛り上がります。

他のキャラクターの秘密は何だったのか、何を目的に動いてたのか、あの発言の意図は…などなど、とにかく話したいことだらけ。

遊んだ後はキャラクターシートを回し読みして、感想戦をすることをお勧めします。

最後に

マダミスはまだまだなじみの少ないジャンルなので、名前は聞いたことあるけど遊んだことはないという人も多いんじゃないでしょうか。

他では味わえない全く新しい体験ができるゲームだと思います。

この記事を読んでちょっとでも興味がわいたらぜひトライしてみてください!


以上、マダミスレポでした。

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30代ミニマリストブロガー
少ない持ち物に囲まれて暮らす主夫
シンプル、ミニマルな「モノ」
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