30代ミニマリストブロガーのノリヒロです、こんにちは。
今回は、ミニマリストである僕の、『モノ』を買うときの基準をご紹介したいと思います。
人によって・買うものによって、基準は様々かと思いますが、僕の場合は今回ご紹介する4つを満たしたモノを購入するようにしています。
もちろん例外もありますが、特に服やガジェット類などはこの基準を守っていることが多いですね。
是非参考にしていただけると嬉しいです。
それでは早速いってみましょう!
ミニマリストのモノを買う基準は4つ
- コストは適切か?
- 使い続けられるデザインか?
- 入手性は良いか?
- 不要になったときに手放しやすいか?
この4つだけ。めちゃくちゃシンプルです。
上段が一番優先度が高く、下に行くにつれ優先度は下がります。
それぞれについて、詳細に見ていきます。
コストは適切か?
お金は大切です。
どんなに良いものでも、分相応の価格・維持費ならそれは負担でしかありません。
判断基準を『価格』ではなく『コスト』としているのは、イニシャルコスト(購入価格)だけでなくランニングコスト(維持費)にも目を向ける必要があるからです。
生地もデザインも素晴らしいけれど、家で洗濯ができず定期的にクリーニングに出さないといけないジャケット。
ブランド力があり着けているだけでステータスになるけれど、定期的なメンテナンスが必要でお金も時間も持っていかれる高級時計。
もちろんメンテナンスすらも楽しめる人は良いと思いますが、僕はそうではなく、メンテナンスフリーでランニングコストも安いモノを好みます。
「コストが適切かどうか?」は、買うモノや買うタイミングの経済状況で日々変わっていくものなので一概にコレ!というモノサシはありません。
が、コストパフォーマンスはかなり意識しています。
値段が高額でも、触れる時間が長いモノならば得られる満足感も大きいので購入します。
例えば僕の愛用しているアークテリクスのベータジャケット。
購入価格は約50,000円で、ペラペラのマウンテンパーカーに出すには高額です。
が、ベータジャケットは夏以外の3シーズンで着用でき、僕の所有している服の中で最も使用頻度の高いアイテムでもあります。(1年半で280回以上着用しています。)
つまりほぼ毎日、5万円近くする素敵なアウター(本当にお気に入り)を着ることができるんです。
そう考えるとめちゃくちゃコスパのいいアイテムだなーと僕は考えます。
逆に、使用頻度が引くいものなんかは極力コストを引き下げ、レンタルで済ませることもあります。
上記のベータジャケットの例とは真逆の理論ですね。
よく「価格は度外視!良いものは即買う!」という方もいますが(金銭状況によってはそれもアリだとも思いますが)、適切でないコストのモノはいずれ愛せなくなる日が来ます。
必要以上に大切にして使う機会が減ったり、ランニングコストに辟易してしまったり…。
繰り返しになりますが「お金は大切!」ですので、僕は「コストが適切か?」を真っ先にチェックするようにしています。
使い続けられるデザインか?
2番目に上げるのは「デザイン」。
購入したモノは、長く使い続けたほうがコスパが良いですよね?(当たり前ですが)
同じものを長く使おうと思った時に、重要になってくるのはデザイン。
自分のライフスタイルにおいて違和感が無いデザインか、着用していてテンションが上がるデザインか、利便性・機能性を損なわないデザインか。
どんなに安くてコスパが良く見えるものでも、使っていて満足感が得られなければ購入を躊躇われます。
服などの普段使いするアイテムを買うときに候補が多すぎて迷ってしまうなんて人は、自分の中で好みなデザインの系統を確立させておくとハードルは下がりますね。
例えば僕の場合、所有するアイテムはシンプル+白黒(+ネイビー少数)と決めています。
なので服やガジェットを選ぶときはシンプル・ミニマルをコンセプトにしているブランドを使い、色は白もしくは黒を選んでおけばまず失敗はしません。
暮らしの中で、アイテムのデザインの系統が散ってしまうと、どうしてもどこかしらに違和感が生まれてしまいます。
それが買い替えの理由になってしまい、結果無駄な出費に繋がってしまうことも多いです。
長く付き合える愛用品を多く作るには、自分の好むデザインの系統をはっきりさせ、極力統一しておくことが重要だなーと僕は考えます。
入手性は良いか?
「一生モノ」という言葉がありますが、意外と、本当に「一生」なモノって少ないです。
試しにみなさんの周りを見てみて、「一生モノ」として買って今も所有しているもの・今でも使っているものってどれだけあるでしょうか?
モノは必ず劣化していきますし、ガジェット類であれば陳腐化(計画的陳腐化)していきます。
つまり、どんなお気に入りのものでもいつかは買い替える時が来ます。
そんな時に、また新しい「お気に入り」を探すのも楽しくはありますが、やや面倒くさい…。
もし、すぐにまた同じものが入手できるとしたら、これに勝る安心感はありません。
特に服や靴など、日常での使用頻度の高いアイテム。
劣化が気になるこれらアイテムに関して「入手性の良さ」は、とても重要な項目です。
最悪いつでも買い換えられるという安心感があれば、普段使いの中でアイテムの扱いを過剰に気にすることなく、ストレスフリーでいられます。
「コスト」「デザイン」より重要度は下がりますが、「入手性」も購入の判断基準としています。
不要になったときに手放しやすいか?
買う前から手放すときの心配?と思われるかもしれませんが、手放しやすさも重要だなーと思っています。(使って消える消耗品はこの項目は非該当。)
上でも書いたように、モノは買ったら必ず手放すときが来ます。
「手放しやすい」とは、手放す手段が多いということ。
主に以下の3つですね。
- 捨てる
- 売却する
- 譲る
理想は3つの中から、手放す手段を自分で選べるようなもの。
つまり需要があるため、お店やフリマサイト等で売却ができたり、家族や友人やジモティーなどで譲渡ができたり、最悪の場合は捨てることができるものです。
最悪は捨てることしかできないものですが、その場合はなるべく手軽に捨てることができるものを選択しています。
具体的には、折りたたむことで家庭ごみで捨てられる家具であったり、簡単に解体ができる構造のもの、購入店での引き取りが可能なものなどですね。
自治体にもよりますが、小型家電なんかは意外と廃却が面倒(遠くの回収ボックスにもっていかないといけない等)だったりもして、購入するときはそれらも吟味するようにしています。
ネットで購入したほうが価格自体は安いものの、家電量販店は引き取りなんかもしてくれるので、あえて家電量販店で買う、などですね。
また、これは定番ですが、多少高価でも需要の高いアイテムを購入するというのも一つ。
Apple製品やブランド品なんかは売却価格も高いことが多いので、手離れがいいアイテムと言えます。
モノを選ぶときは手放すときのこともある程度頭に置いて、購入の基準にしてみてください。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は僕がモノを購入するときの基準4つを解説しました。
すべてをこの基準で購入しているわけではないですが、何か新しく買うときは必ずこの4つに照らし合わせるようにしています。
そのおかげもあってか、買い物で失敗した!という体験は格段に少なくなったんじゃないかなーと思います。
この記事が皆さんの買い物の参考に、少しでもなれば幸いです。
以上